
4月の聖書のみことば
「あなたがたは神に愛されている子どもです」
(新約聖書 エフェソの信徒への手紙5章1節)
ご入園・ご進級おめでとうございます。新しい年度、今年度も子どもたちとともに過ごすことができますことを とても嬉しく感謝しております。今年度も 保護者のみなさま 何卒よろしくお願いいたします。
さて、4月の聖書のことばは、「あなたがたは神に愛されている子どもです」と語ります。子どもたち一人ひとりが神さまの愛に包まれていることを私たちも大切に思いながら、毎日の園での生活を、子どもたちとともに過ごしてまいりたいと願っています。「神に愛される子どもにならなければならない」でもなく、「神に愛される子どもに育てなさい」でもありません。「あなたがたは神に愛されている子どもです」と、聖書は断言しています。子どもたちが今までも、今も神さまに愛されている一人ひとりであり、そのことは これからもずっと変わらないこと、その喜びを私たちは大事にしたいのです。どんな子どもでも、一人ひとりのその子の存在、その子の命そのものがそのままに、神さまの愛の中にあることを信じて 毎日の保育をしてまいります。
また、聖書が「あなたがたは神に愛されている子どもです」と語る際、それはまぎれもなく「あなたがた」つまり私たちへの言葉でもあります。子育てに悩み、時にいろんな失敗もしてしまうことも…。でも神さまはそんな私たちを、そのままに愛してくださっていることを忘れず、この一年も過ごしたいと願っています。