１９６７年に大麻団地の最初の幼稚園として、大麻ルーテル教会が、家庭的な雰囲気で幼児を保育しようと開園し、１９７８年に道内の４つのルーテル幼稚園が、学校法人を設立し、園の内容の充実を図り、現在に至っています。２０２３年４月からは幼保連携型認定こども園として新しく歩み始めました。

人を大切にし、こどもを祝福する聖書の教えから、キリスト教会は幼児教育に力を注ぎ、そのための施設をつくってきました。長いキリスト教幼稚園の伝統と経験の蓄積を生かして、神と人とに愛される、人類愛豊かな人間性の基礎を育成していくことを志しています。
時代の移り変わりの中で、さまざまな事件や新しい問題が出てきています。人とかかわる力や、自発性、主体的関わりの育成、他との思いやりといった、心の教育は、今、大事な課題といえます。幼稚園が、家庭や地域とともに、その使命に尽力してゆきたいと思っています。